【前編】AI面接が”人”の本質を見極める
【採択企業インタビューVol.3】
株式会社タレントアンドアセスメント/2020.9.25

人材コンサルティング事業からスタートしたタレントアンドアセスメントは、AI面接サービス「SHaiN」を地方に展開するため、第1期モデル事業創出プログラムに参加しました。今回は前編・後編に分けて、サービスとJUMP採択企業としての想いをお話いただきました。

株式会社タレントアンドアセスメント

代表取締役:山﨑 俊明
所在地:〒105-0013 東京都港区浜松町1-22-5 KDX浜松町センタービル5F
URL:https://www.taleasse.co.jp/

いつでもどこでも面接が出来る時代へ。AI面接サービス「SHaiN(シャイン)」

SHaiN は、24時間365日いつでも、世界中どの場所でも面接することを可能にした、世界初のAI面接サービスです。

AI面接サービス「SHaiN」

AI面接は、従来のオンライン面接とは一線を画すツール

― タレントアンドアセスメントの事業は、AIが面接を代行するサービスです。従来の面接サービスとはどういった点で異なるのでしょうか。

AI×面接”は、面接の効率化、遠方の方と面接が可能など、「面接を実施する手法」という視点で見ると、WEB・オンライン面接と大して差がありません。

しかし、私たちが提供するサービスは、「面接とは何か?」「何のために実施するのか?」と本来の面接のあり方に端を発したものであり、「面接とは自社にマッチする人、活躍できる人材を見極めるために実施するもの」であると考えています。これは、弊社サービスの根幹であり、重要な論点になるものです。

見えない部分を見えるようにする面接を広めたい

― なるほど、面接における、“人”を見極めるとは、いったいどういうことなのでしょうか。

弊社、タレントアンドアセスメントのコーポレートロゴになっている「氷山」は、人物の見えている部分と見えていない部分が存在することを表します。私たちは、氷山の水面下にあたる部分、つまり見えていない部分を解き明かし、分析することを目的としています。ここでいう見えている部分とは、例えば、学歴や職歴など履歴書や職務経歴書で把握できる部分であり、見えていない部分は、性格や価値観など、資質に関する情報です。

―貴社が示す「氷山」は、「面接」の本質を表している、ということなのですね。

その通りです。学歴や職歴は、誰が見ても比較的容易に画一的な判断をすることが出来るので、面接官が変わっても問題はありません。

一方、見えない部分である性格や価値観などは人によって異なりますし、その判断基準も曖昧で標準化することが難しい。この性格や価値観のように「見えない、見えにくいけれど大変重要な部分」をうまく可視化していくことが、本来の「面接」の役割であると考えています。

この見えない部分の判断基準を平準化し、見える化する…それを実現したのが対話型AI面接サービス「SHaiN」です。

― つまり「SHaiN」は、従来面接官によってばらつきが生じやすい面接基準を標準化しよう、という試みであり、サービスプロダクトなのですね。

はい、まさにそうです。「単純に効率的であるから、便利であるからAI面接をつかってください」ではなく、「人間よりも人の資質を見極めるものをカタチにし、学歴や職歴のみならず本来企業が必要である人材を採用してほしい」という信念からサービスを構築しようと考えました。

人材コンサルティングで事業で感じた”違和感”が「SHaiN」を生み出すきっかけとなった

― なぜ、こうした手法を考えようと思われたのでしょうか。こういったサービスを構築しようとしたきっかけとして、弊社が元々人材コンサルティング事業を行っており、企業に対して面接手法を研修する会社であった点が大きく関係しています。

「人の本質を見極める方法」として、既に外資系大手企業で活用されている「構造化面接手法」というものがあります。「構造化面接手法」とは、ある程度決まった質問を用いて、相手の回答を引き出すという手法で、引き出した回答を予め設定した評価基準や人材要件と照らし合わせ評点化・定量化していきます。弊社はこういった面接手法を企業の面接官向けに研修を行っていました。

しかし、研修をしていく中で面接官の評価基準がきちんと標準化できたかというと、やはり難しく、面接官毎に異なる価値観や面接技術、学歴や職歴などを見ての先入観が拭えず基準を統一するまでには至らなかった。統一基準がないということは、すなわち大学受験で例えると、一人一人出題が違い、当然その回答も異なってくることと同じです。つまり難易度の違う質問があったとしても、同じ土俵で比較されるということになります。想像してみてください。不合理ですし、結果に納得なんて出来ませんよね。

まず人の資質を見極めるための評価基準や質問を構築し、全ての受検者が同じ土俵で面接を実施する。私たちは公平公正な面接を実現するため、AIを活用するサービスを構築しました。

AIが人間に置き換わるのではなく分業化する時代が、真のDXである

― 山崎社長の「面接で人を見極めること」への強いこだわりが見えました!いつかAI面接が主流になる時代も遠くはないですね。 

はい、そうだと思います。面接官に「10年後、人は面接しているか」と訊ねると、「10年後はAIが面接しているだろう」と多くの方が話されます。今回、新型コロナウィルス感染拡大によって、DXが大きく前進しました。DXとは、単に人が行ってきたことをシステムやAIに置き換えることではなく、AIでできることと人が行うべきことを役割分担し、より効率的・効果的な変化をもたらすことで競争力や優位性を高めていくこと。これらが自然と行われている世界だと思いますし、そういった時代であるべきだと思っています。

前編はここまで!次回、後編ではJUMPコースに採択後のアクセラレータとの密な関係についてフォーカスします!!

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