【後編】AI面接が”人”の本質を見極める2
【採択企業インタビューVol.3】
株式会社タレントアンドアセスメント/2020.10.9

人材コンサルティング事業からスタートしたタレントアンドアセスメントは、AI面接サービス「SHaiN」を地方に展開するため、第1期モデル事業創出プログラムに参加しました。今回は前編・後編に分けて、サービスとJUMP採択企業としての想いをお話いただきました。

株式会社タレントアンドアセスメント

代表取締役:山﨑 俊明
所在地:〒105-0013 東京都港区浜松町1-22-5 KDX浜松町センタービル5F
URL:https://www.taleasse.co.jp/

いつでもどこでも面接が出来る時代へ。AI面接サービス「SHaiN(シャイン)」

SHaiN は、24時間365日いつでも、世界中どの場所でも面接することを可能にした、世界初のAI面接サービスです。

AI面接サービス「SHaiN」

採択当初は何が起きるのか予想だに出来なかった

― 前編のインタビューでは、面接の本質とサービス内容について、大変頭に染み込みました…そうしたAI面接サービスを拡げるため、第1期生としてモデル事業創出プログラムのJUMPコースに採択されました。採択当初の期待はいかがでしたか。

JUMPコースに採用されましたが、率直なところを言うと、実際にどのようなことができるのか、何をご一緒いただけるのかが当初は全く読めませんでした(笑)。一番知りたい情報であった「どのように地方企業様や自治体様と連携をとっていけるのか」などはもちろんですが、「どのように教えていただけるのか」さえも理解できていませんでした。

採択当時、私たちは自治体様の予算編成時期や営業のタイミングなどが全く分からず、「どのようにアプローチをしていけば良いか」を模索していたところでした。NEXs Tokyoモデル事業創出プログラム採択前に四日市市様との連携の話が出ていましたが、これは自分たちから営業活動を行ったわけではなく、先方から話を持ち掛けていただき実現した連携でした。そのため、地方自治体様へアプローチする場合、いつ頃、何を準備して、どのような手段で行えば良いかといったノウハウがまだ弊社にはまだなかったのです。

― 期待感を持つにしても、まだ連携事例が無かった1期生の段階では、採択されることで何が得られるのかはわからなかったということですね

はい。でも採択されたことで、いかにNEXs Tokyoが自治体様にコネクションを持っているのかということ、そして、そうした自治体様との巧みな連携ノウハウが十二分にあることを、プログラムを通じて知りました。

NEXs Tokyoに採択されることが、連携への”信用”に繋がった

―プログラムを完遂して、自治体連携での疑問は解消されましたか。

はい、もちろん!!とてもわかりやすく座学でも教えていただきました。さらにアクセラレータ支援では、ハンズオンで多くの自治体様のキーパーソンをご紹介いただき、一緒に営業資料の作成や交渉なども行っていただきました。ご紹介のあった自治体様の中には、仕様書の段階からご協力もいただいたケースもあります。正直、ここまで手厚くご支援いただけるとは、当初想像もしていませんでした。いい裏切りでした ()

― プログラムを通して、自治体との連携を実際に行ってみて、課題、連携のしやすさなどの感覚はいかがでしたか。

今回はNEXs Tokyoモデル事業創出プログラムの第1期生ということもあり、前例、実績がないことが一番の課題でしたね。

弊社は以前より、NEXs Tokyoパートナー登録団体である浜松市様とも連携をさせていただいています。同市は鈴木市長が先進的な事業に明るいということもあり、非常に短期間で連携協定を締結することができました。スタートアップのほとんどは実証実験や連携協定等のような実績がないため、実績を作るという面においても、NEXs Tokyoパートナー登録団体との取り組みは大いに助かると思います。また姫路市様との連携協定についても、NEXs Tokyo公式HPNEWS欄にご掲載いただきました。姫路市様も浜松市様と同じでスタートアップとの連携に好意的・積極的ですので、もしも西日本に進出したいスタートアップは、まず姫路市様と連携を試みて、その反応が想定していたものと違うのであれば一度持ち帰って練り直す、といったこともありだと思います。とにかく、実績を作りやすい自治体様から導入していただき、そこから横展開していく戦略をとることが有効だと感じています。また、そういった戦略を実行しやすい環境がNEXs Tokyoには揃っていると実感しました。

 

実際に連携のしやすさという点において、スタートアップにとって、実績や信用を積み重ねていくことは非常に重要なのですが、NEXs Tokyoモデル事業創出プログラムに採用されていることが、自治体様に対して信用や安心感につながっていると、姫路市様との連携協定を結んだ際にとても実感しました。

加えて、交通費等の支援もいただけたことも助かりました。小さなことかもしれませんが、経費支援はスタートアップにとっては非常に大きいですよね。

アクセラレータから、適確かつ素早い支援を受けた

― 5カ月という短いプログラム期間でしたが、アクセラレータと本当に密に連携しながら伴走していたのですね。

はい!非常に濃密な時間を過ごすことが出来ました。担当のアクセラレータの方には、クイックに、自治体様だけではなくVCや販売代理店もご紹介いただきました。ビジネス環境は刻一刻と変化していきます。その中で、迅速に、しかも的確にご紹介やご助言をいただいたり、VCとの交渉に同席していただいたりと、本当に助かりました。また、担当以外のアクセラレータの皆様の中には、一度しかお会いしていないのにも関わらず多くの自治体様にご紹介をいただき、本当に感謝の言葉しかありません。

唯一の心残りがあるとすれば、直接お会いしてお礼ができなかったことです。プログラムが始まった3月から新型コロナウィルスの感染が拡大し、すべてオンラインでの活動を余儀なくされ、最後もオンライン上でお別れということになりました。オンラインの時代は便利ではあるものの、少し残念でしたね。そういった中で先日、第1期アルムナイのオンライン飲み会で、感謝の気持ちを伝えることができたことは本当に嬉しかったです。

― アクセラレータ支援のほかに、セミナー形式の支援もありましたが、いかがでしたか。 

大変役に立ちました。特に自治体職員の方からの予算編成時期や提案の最適な時期についての講義は、有益でした。

正直苦労したことは、プログラムの課題でしたね。思っていた以上に時間のかかる課題であったため、読むべき書籍や提出資料も多く、時間調整に苦労しました。ただ、無駄なことだと感じる課題は一切なく、それくらい本当に良いプログラム構成でした。何に関しても知識やスキルを身に着けるには、ある一定の負荷をかけないと成長しないものであり、これは筋肉づくりと同じです。今回印象に残ったプログラムとして、企業の設立趣意書をつくるという講義がありました。プログラム採択の5カ月間をかけて趣意書を考え、改めて起業から現在を見直す、というものです。時代と共に変化していく環境の中で、改めて設立趣旨や自社の存在意義を定期的に見直しすることは、有意義であり大切であることを気づかされました。

また、他のアクセラプログラムにはないNEXs Tokyoオリジナルのプログラムとして完成された雰囲気があり、大変学びになり、実になりました。

 

今後NEXs Tokyoモデル事業創出プログラムに採択される予定の企業は、プログラムに割かれる時間も想定しておくべきかもしれません。どんなプログラムがあって、どれくらい時間を割かれて、どんなアウトプットを出して、結果どんなスキルにつながるのかといったストーリーを事前に共有できると良いですね。場合によっては、会員スタートアップのFacebookグループやNEXs Tokyoを通じて事務局の方々、あるいは私たちのような過去の採択企業に内容を直接聞いてみても良いと思います。

また、事務局からの情報発信の内容をはじめ、NEXs Tokyoがスタートアップに必要な学びの場を提供し、必要となる資金調達や事業提携などにも活用できるといったプライオリティを前面に押し出していったほうがいいのかもしれない、とも感じました。

今後NEXs Tokyoエコシステムを醸成していく中で、こうした情報の発信がより重要になってくるのではないかと考えています。

採択企業が成功を積み重ねることで、NEXs Tokyo次期採択企業が成長しやすい環境を整えることが出来る

― 最後に、NEXs Tokyoの卒業生として、今後の意気込みを教えてください。 

私たちのような採択企業が事業を成功していくことで、NEXs Tokyoの存在価値をはじめ、高い信頼のもとスタートアップが飛躍できる取り組みであると、国内外に示すことが出来ると考えています。自分たち1社1社が結果を残すことで2期生、3期生が成長しやすい環境を整え、さらにお互いに切磋琢磨していくことが出来れば、というのが理想です。

私たち自身のプログラムは修了したものの、引き続き多くの企業様や団体にご紹介いただき、継続的にご支援をいただいています。採択をきっかけに今後も自治体様での採用支援の横展開を成功させ、プログラム名のごとく全国へJUMPしていけるように、日々精進していきたいと思います。ありがとうございました。引き続き、ご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

 

いかがでしたでしょうか?第2期プログラム募集は現時点で終了してしまいましたが、次期への参加意欲が湧いてきたのではないでしょうか?

 

次回もお楽しみに!!

 

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